扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

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  • 第11回 フィロソフィア東京 ジム・ホルト『世界はなぜ「ある」のか? 「究極のなぜ」を追う哲学の旅』

特別イベント

  • 2018年9月2日 (日) 読書会15:30~17:30 懇親会18:00~21:00
  • 第11回 フィロソフィア東京 ジム・ホルト『世界はなぜ「ある」のか? 「究極のなぜ」を追う哲学の旅』



「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか?」

第11回を迎えたフィロソフィア東京の課題本は、1714年にGottfried Wilhelm Leibnizが立てたこの問の答えを求めて、アメリカの作家兼哲学者ジム・ホルトが哲学者、物理学者、神学者、文学者達との対談を重ねていく『世界はなぜ「ある」のか?「究極のなぜ」を追う哲学の旅』でした。





存在としての存在、この世界や私が無ではなく存在しているその存在そのものを問う、存在についての根源的で究極的な問いが主題です。

「でも、とても難しそう。答えなんて求められるの?」

しかし、ここがフィロソフィア東京の好いところ!わからなかったことを、わからなかったと正直に話して、その上で話し合える場がここにはあります。理解できていなくたっていい、理解できないながらも頑張って読んで参加さえすれば楽しめる!それが、フィロソフィア東京です!





実際に、こんな問いを扱う本でも、笑いが頻繁に起きている班あり、どんどん話に熱が入っていく班あり、本題から話を拡げて倫理や私と世界との関係へと話を進めていく班ありと、今回も読書会は大いに盛り上がっていました。



そして、読書会の後は懇親会!お酒も入り課題本や哲学の話から、全く関係のない話まで、楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていきました。





 

さて、こんな開催レポートを書いている私は、参加者兼運営ボランティアのサポーターと呼ばれている仕事をしています。任期は最長で2年。2年間続けると1度やめなくてはなりません。今回は私を含めた初代サポーターの任期中最後の回でした。

読書会の設営も大事な仕事。





初代サポーターは、フィロソフィア東京が定期開催になった2016年12月の第2回からサポーターをやっています。会場探しから初めて深川東京モダン館を見つけ出し、近隣で懇親会会場を探したり、もっと好い読書会にする方法を話し合ったり、運営ボランティアとはいえ山あり谷ありの2年間でした。

今回の読書会では、読書会の後に任期満了で辞めていく初代サポーター、それから初代とともに辞める2代目サポーターの引退式を行いました。

引退するサポーターからの一言ずつの挨拶を聴いて頂き、そして、笑いあり涙ありの引退式にして頂けたこと、参加者の方々にはとてもありがたく感じております。ありがとうございました。









そして、引退にともない次回から新たに3代目サポーターとして運営ボランティアをしてくれることが決まっている方々への戴冠式が行われました。



定期開催になった当初からサポーターを識別するために趣味で被っている通称「月桂冠」を、新規サポーターに引き継ぐ初代サポーター。

今後とも引き続きフィロソフィアサポをよろしくお願いいたします!



 

ところで、下の写真。何やら椅子が並べられていますね。



最後なので特別に初代と2代目の集合写真です!



この2年間、サポータ-として何度も通った深川東京モダン館。また、いつの日かサポーターとして一緒に深川東京モダン館で読書会に参加できたらなと思いつつ、課題本読むの大変だからやめとこうかなと思いつつ、でも、また参加しちゃうだろうなフィロソフィア東京。



 

 

 

text & photo by Gyoku

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