扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

東京アウトプット勉強会[ビジネス]

  • 2018年10月20日 
  • 東京アウトプット勉強会 『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』

第111回東京アウトプット 勉強会『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』

2018年10月20日(土)、「六本木ミッドタウンのシスコシステムズ会議室」にて、第 111回東京アウトプット勉強会が開催されました。

課題本は吉川浩満著の『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』です。

今回は、猫町倶楽部でもお馴染み、著者の吉川浩満先生をお迎えしての開催です。!

吉川先生、貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました!

今回は、前半が通常の読書会、後半は吉川先生による講演という豪華二本立てとなりました。

実際の会場の様子はこちら。



以下、 読書会での参加者の皆さんの意見を紹介していきます。

・AIが教育現場で使われたら?AIの教師は子供にとってどうなのか?生身の教師の方が良くも悪くも学ぶ事が多いのではないか。

・AIに倫理を組み込むには。いずれ人からAIに倫理の判断基準が移るかもしれない。

・功利主義についてと自動運転技術はどうなって行くのか。トゥクトゥクみたいな一人乗りになる、道路の構造そのものが変わる必要があるのではないか。

・VRを使った自閉症の治療の話や依存症の話題が出て、そもそもAIは依存症を治そうとするのか?社会的に害があると認めれば治すが害が無ければ治そうと判断しないのではないか?

・将来、VRで明晰夢をリアルに見ることが出来るのでは。

・シンギュラリティが到来して不死が実現したら、倫理ががいらなくなってしまうかもしれない。

・自由意思について。どこまで本当に自分の意思で決断したといえるのか。

・遺伝子治療について。社会階層が分かれるのではないか。

講演では、猫町倶楽部のために用意されたオリジナルな内容を話していただきました。



その後の質疑応答では、VR、存在論、人間本性論、はたまた当日に吉川先生が着ておられたTシャツのロゴ『98%チンパンジー』に至るまで多岐にわたり誠実に答えてくださりました。

その後は、参加者全員で記念撮影!



そして会場を「小松」さんに移して懇親会へ!大いに盛り上がり、その後3次会、カラオケまで!!

さて、次回は11月18日(日)【東京】猫町倶楽部の全てがわかる!初心者限定読書会【説明会付】です。

初心者限定読書会は猫町初心者の方を対象に猫町倶楽部の読書会-6つの分科会-の全活動を紹介し、猫町倶楽部を気軽に体験してもらおうというイベントです。

参加者は設営スタッフ以外、全員猫町初心者ばかりなので躊躇されている方はぜひこの機会にご参加ください。

東京アウトプットの課題本は、リチャード・ドーキンス著『利己的な遺伝子』です。

↓詳細はこちら↓

http://www.bookreading.nekomachi-club.com/schedule/61531

 

さらに翌週11月24日(土)に開催予定の東京アウトプット勉強会の課題本は、リチャード ニクソン著『指導者とは』です。

↓詳細はこちら↓

http://www.bookreading.nekomachi-club.com/schedule/61762

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

長文をご覧いただきありがとうございました。

(文:マサキ、写真:ふじまみ)

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