扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋藝術部

  • 2018年11月14日(水) 
  • 名古屋藝術部『藤田嗣治 異邦人の生涯』

11月14日(水) 名古屋藝術部 読書会が開催されました。
会場は伏見の「BAR YLANG YLANG」オシャレなダイニングバーです。
参加者は、28名で初参加の方は1名でした。


今回の課題本は、近藤史人著「藤田嗣治『異邦人』の生涯」です。

はじめての場所だったので
読書会の前にちょっとお店の雰囲気をお伝えします。
カウンターの後ろに、グラスが色鮮やかに並んでいて、デザインが素晴らしいですね。
いやいや藝術部の読書会にふさわしい場所です!

カウンターは、こんな感じです。
こちらは読書会で各テーブルに分かれる前に歓談してる様子です。

はいはい、お待たせしました。
いよいよ読書会が始まります。
始めに代表のタツヤさんからご挨拶です。あれっ、いつもと眼鏡が違いますね⁉


今回は、2フロアに分かれて読書会を開催しました。
集合写真の撮影が読書会の前にあり、各テーブルに分かれていよいよ読書会が始まります。

猫町の読書会のルールはたった一つ「他人の意見を否定しない」です。このルールがあることで参加者の誰もが発言しやすい雰囲気が生まれます。

今回も様々な背景の方が参加されています。美術に詳しい方、この読書会を機会に知りたいと思った方、毎回のように参加されている方、初めて参加される方。様々な参加メンバーだからこそ読んだ本への感想も様々で、自分でも気がつかなかった読み方に出会う機会となっています。

どんな話をされているんでしょうか。気になりますね-、うんうん。

こちらのテーブルは真剣ですね-、何話してるんでしょうか…、気になります。

こちらは、ちょっと離れた下の階のテーブルです。ガラス張りで開放的です。話も開放的で盛り上がってる様子ですね。
読書会のテーブルでは、
・モディリアーニやピカソなど誰でも知っている画家と対等に渡り合える日本人画家がその時代にいたことに驚いた
・幼い頃に母を亡くしているからか、人生でいろいろな女性たちと出会いがあるかどこかで母性を求めている気がする
・フランス・南米・日本と居場所を移すとともに新たな作風に挑戦したり、ピクニック用のカバンや教会のミニチュアを作ったりと、藤田の器用さや溢れる芸術的才能は素晴らしい

他にも、参加者が持参した画集をみんなで見ながら藤田のどの作品が好きか話し合ったり
藤田嗣治展を観に行った人から、戦争画の迫力や何枚もある自画像や猫の絵についての其々の違いなど、様々な感想、意見が交わされました。

さてさて…
読書会が終わった後は、会場そのままで懇親会です。
カンパーイ♪美味しそう!!

猫町藝術部の読書会の様子伝わりましたか?
気になった方は是非、藝術部の読書会にいらして下さい!

芸術とかよくわかんない…とか考えてる方⁉
読書会がきっかけで、その課題本の人物に詳しくなったとか興味を持ったという方が毎回3割ほどいます。統計とっていませんが…笑
というわたしも実は、藝術部のサポーターをしていながら今回の課題本の藤田嗣治氏も存じておりませんでした…。
でもこの読書会がきっかけで、先日今京都国立近代美術館で行われてる藤田嗣治展を藝術部で知り合った方々と鑑賞に行ってきました。

藝術部では建築やJAZZや絵画やいろんなものを取り上げるので、そういった催しを読書会で知り合ったもの同士で行くのも楽しみの一つです。

ではでは、
1月の読書会のご案内です。


次回の名古屋藝術部の読書会は1月13日(日) 14時~
会場は、名古屋市の中区錦にある Sound Bar JAPです。

課題本は、ジャン=クロード レーベンシュテイン『猫の音楽』です。
ゲストにクラシック音楽評論家の鈴木淳史さんをお迎えして開催します。

ぜひご参加下さい!!

文:カツカレー水谷、写真:未規(まき)、nao


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