扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

特別イベント

  • 2019年10月13日(日) 読書会 15:30~17:30
  • 第16回フィロソフィア東京 デカルト『方法序説』

第16回目のフィロソフィア東京の読書会を10月13日(日)に深川東京モダン館にて開催しました。今回の課題本はデカルト『方法序説』。


 

「我思う、ゆえに我あり」で有名なデカルトですが、その言葉は、何を隠そう、『方法序説』から引用されたものです。また、以前、猫町倶楽部で課題本になった『エチカ』を書いたスピノザは、このデカルトを研究していたことでも知られています。『エチカ』読書会に参加していた私も関心があって、今回の読書会も参加しました。
 


 

ところが、読書会の前日、10月12日(土)は台風が日本を直撃。読書会当日も公共交通機関に遅れが出ており、そもそも読書会の開催自体も危ぶまれる状況でした。そんな中でも、30人近い方にご参加いただきました。皆さま、本当にありがとうございました・・・!


 

さて、当然、『方法序説』は事前に読んできていたものの、恥ずかしながら、サポーターの私もなかなか内容が理解できませんでした。しかし、読書会のいいところは、参加者全員で、疑問点を共有して、解決できるところ。各自の疑問点を話し合い理解が深まりました。さらに、「スピノザは心身二元論なのか」「自分は心身二元論か一元論か」など発展した話題も話し合いました。当初は不安だった私にとっても、楽しい読書会になりました。


 

哲学書の読書会というと、専門家のような賢い人たちが集まって、難しい話ばかりしているのかと思いがちですが、そんなこともないので、ぜひ二の足を踏んでいる人にも気軽に参加してほしいと思います。


 

読書会後の懇親会では、おすすめ本について話が盛り上がりました。読みたい本がどんどん増えていって、嬉しいけど困りますね。

次回の開催は12月のクリスマス読書会になります。詳細は後日、発表されます。次回も皆さんの参加もお待ちしております。

文/写真 古屋

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