扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

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名古屋アウトプット勉強会[ビジネス]

  • 2020年1月17日 19:15~
  • 第156回名OPヤニス・バルファキス「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」

2020年1月17日、第156回名古屋アウトプット勉強会が、ウィンク愛知にて開催されました。

今回の課題本は、ヤニス・バルファキス著『父が娘に語る美しく、深く、壮大でとんでもなくわかりやすい経済の話。』でした。

この本は元財務大臣の父が、10代の娘に向けてわかりやすく経済について書いた本です。

今回の読書会はいつもより2週間も早い開催にも関わらず、初心者の方を含めたくさんの方にお越しくださいました。 ありがとうございました!!

 



 

司会からの挨拶のあと、テーブルごとに進行役であるファシリテーターがトランプで選出されます。引いた数字が多い人など各テーブルで自由にルールを決めて引きます。 (ファシリテーターになる方は5回以上参加されている方のみです)

ここで猫町読書会のルールを2つ説明します。

・課題本の読了。(←絶対必須)
・他の参加者の意見を否定しないこと(本の内容を批判するのは大丈夫です)。
この二つを守っていただければ、どなたでも参加OKです!!

今回の課題本もいつもと同様に、様々な意見が交わされました。

 



 

・自分の意見を押しつけるのではなく、最終的に娘に判断を委ねているところに好感を持てた。

・個人的にはギリシャ危機で痛い目にあったのでこの人(著者)大嫌い。

・著者のいう「平等」の定義は何を指しているのか曖昧だと思う。

・今の仕組みはお金を持っていると金利が付いて増えていく。経済はお金をいかに回すかが重要なので持っていると価値が減っていく仕組みにすると皆が使うようになっていお金が回るのでは?

 



 

・人々の心理が経済の流れに強い影響を与えることがわかり、大学で経済を勉強していたときに理解できなかったことがストンと理解できた気がする。

・未来に対する提言(機械を一部の企業が独占するのでなく皆で共有する等)は現実的な方法と思えなかった。結局、格差を減らして経済をよくするための有効な回答は示せていないように思った。

・経済の事を理解したくて参加した。経済の始まりから現在のAIの話まで、おおまかな流れが理解できた。

・8章の問題解決には「民主主義」と提言されていたが、実効性に疑問がある。全ての国が足並みを揃える事ができるかと考えると、現実的ではないと思う。

 



 

・SNS上で節約している投稿ばかり目につくので、贅沢したときに後ろめたい気持ちになる。節約も大事だけど、贅沢は敵!みたいな風潮はよくないと思う。

・完全にオフの感じで書かれているからかすごく分かりやすいので、著者がギリシャ危機をどう救ったか、他の問題なども同じくらいわかりやすく書いて欲しい。

 



 

最後に全員で記念撮影です!

 



 

読書会終了後、希望者のみで懇親会を行いました。懇親会の会場は、「うりずん」さんでした。



 



 

懇親会では、各々共通のテーマで盛り上がりました。
皆様ご参加ありがとうございました。

 

次回2月の課題本は、ナーシム・ニコラス・タレブ著『身銭を切れ 「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質』です。
奮ってご参加ください!!
初心者の方も大歓迎です!!

文:ゆっこ 写真:OPサポ全員

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