扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

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東京アウトプット勉強会[ビジネス]

  • 2018年8月4日(土) 
  • 東京アウトプット勉強会 第108回「反知性主義:アメリカが生んだ熱病の正体」

2018年8月4日(土)、TKPスター会議室六本木にて第108回東京アウトプット勉強会が開催されました。
今回は台風の影響により、急遽日程を一週間ずらしての開催となってしまいました。参加予定だったのに都合が合わなくなってしまった方々には大変申し訳ありませんでした!




今回の課題本は森本あんり著の「反知性主義:アメリカが生んだ熱病の正体」。

近年にわかに脚光を浴びるようになった「反知性主義」、元々は1950年代のアメリカに初めて登場したそうです。神学博士であり牧師でもある著者は、アメリカにおけるキリスト教の発展およびその変質と共に反知性主義は育まれていったと述べています。政治の話かと思いきや宗教という切口が意外でしたね。

以下、参加者の皆さんの意見を一部ですがご紹介していきます。

・猫町のイベントでキリスト教について一番話せた回でした。次の「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」も参加してみたい!
・アメリカ、知性、宗教といった切口だけでなく、伝え方/言い方などで幅広く学べる。同じグループの人たちの視点の違いが、今回ほど面白かったことはなかった。
・アメリカは意外にも宗教の国だと分かった。
・宗教に騙されないようにしたい!
・トランプ大統領は反知性主義者といえるか?
・日本人には、キリスト教は合わない。
・反知性主義とは、知識を否定するものではなく「反権威」なのだと分かって良かった。
・課題本に共感できる所が少なかったからか、あまりピンとこなかった。
・一個人が神と対等に契約を結び、彼の努力に対しては現世での成功を、正当な対価として神に履行を迫るという、アメリカ人の資本主義精神のタフさに驚愕。



さぁ18:30まで読書会をした後は、お待ちかねの懇親会です。会場から徒歩3分圏内の激安居酒屋小松にて二時間飲み放題プラス食べ放題が19:00よりスタート!
なお、大人のマナーとして当然のことながら、食べ残しは厳禁ですよー。
毎回殆どの参加者の方が懇親会に参加され、今回も最後まで多くの方に楽しんで頂けました。

さて、次回の東京アウトプット勉強会は9月1日(土)16:30から今回と同じくTKPスター貸会議室六本木カンファレンスルームにて開催されます!課題本は、マックス・ヴェーバー著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』です。

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