扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

東京アウトプット勉強会[ビジネス]

  • 2019年11月23日(土) 
  • 第125回 東京アウトプット勉強会『AI時代の労働の哲学』

第125回目の東京アウトプット勉強会が11/23(土)に「東京ミッドタウン シスコシステムズ会議室」にて行われました。

 

今回の課題本は、稲葉振一郎著『AI時代の労働の哲学』です。

本書は読売新聞や朝日新聞の書評でも取り上げられた話題の本です。


昨今のAIブームによって様々なAIに関する本が出版されていますが、この本は少し毛色が異なります。近代の産業化や機械化の歴史を紐解き、技術が仕事を奪うという「古くて新しい問題」について、哲学的な思索が展開されます。

 

今回の読書会も各テーブルで課題本を軸にAIの話から、派生、脱線した話題まで、和やか且つ熱のあるやり取りが2時間半にわたり繰り広げられました。

 

実際の会場の様子がこちら。


 

以下、読書会に参加した皆さんの意見を紹介していきます。

 

(1)一番盛り上がった話はどんな内容でしたか。

・AIが判断する世界は怖いんじゃないか。

・選択がなくなった世界で人は何をするようになるのか。

・読むのが大変だったという話で最初は大いに憂さを晴らせた。

・AIが仕事を奪う未来。

・特定の職業が残るのかどうか、これからどんな職業に就くべきか。

・本書の読み辛さ。

・人工知能が生み出す新たな格差社会。

 

(2)読書会に参加してよかったと思うことはなんですか。

・理解できなかった本の話が繋がった。

・難しい本だったが、班の方と議論することで少しずつ読み解けたこと。

・普段と違う層の人と話すことで身の回りのものの価値を再発見できること。

・一人ではわからないことばかりだったが、色々共有するなかで理解が深まったこと。

・本の延長として、本の内容を具体例に置き換えて議論することができた。

・1人で読むだけだと暗くなってしまうような内容でも、ポジティブな見方の意見も聞くことができたので、とても良かった。

・否定されることのない優しい空間。

 

(3)今日の課題本を勧めるとしたら、どんな人に勧めたいですか。

・労働がつらい人。

・おすすめしにくい……。

・AI導入に戦々恐々としている人。

・哲学が好きな人。

・職場の後輩にすすめて、俺はこんな難しい本を読んだんだぞとマウントをとりたい。

 

読書会の最後には参加者全員で記念撮影!


 

そして会場を「小松」さんに移して懇親会へ!懇親会では本の話題や最近の話題などで各テーブルが盛り上がりました。


 

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さてここで小さなお知らせです。

東京アウトプット勉強会では試験的に『LINE OPEN CHAT』を始めました。

これはLINEを利用していれば誰でも参加することができるグループチャットで、
普段使っているLINEとは別の名前・別のアイコンを設定することができます。

東京アウトプット勉強会の参加者のみなさんとの様々な交流を行う場として活用したいと考えています。

LINE OPEN CHATの参加方法は、読書会会場でご案内しています。

入退出自由なチャットですので気軽にご参加ください。

運営方法はまだまだ試行錯誤中ですので、アウトプットサポーターもしくはTwitter宛にお気軽にご意見・アイデア等お寄せください。

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さて、次回は12月22日(日)クリスマス読書会&パーティー2019となります。定例会としての次回は、2020年1月18日(土)にマイケル E. ポーター 『[新版]競争戦略論I』(ダイヤモンド社)で開催します。

 

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

 

 

文章:たかひろ 写真:マサ

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